2024年05月24日 大自然の命の営み 辺土名漁港から出港した瞬間に独特の匂いが漂ってきたので「これは!?」と思い、キョロキョロしながら沖へ二代目相棒を走らせたら直ぐに見つける事が出来ました。 そんな訳で、国頭の海では昨晩からサンゴの産卵が始まりました。匂いや見た目は「えっ!?」かもですがこのピンクの集合体は汚れ等ではなく、サンゴのバンドルや受精して誕生したプラヌラ幼生が集まっで出来た物でスリックと呼ばれています。 1つのバンドルには卵と精子が入ってますが、遺伝子が同じなので受精は出来ません。そこで干満の激しい大潮の夜に一斉に産んで水面に浮上した所でバンドルが破裂し、異なる遺伝子と受精してプラヌラ幼生となり、海底へ潜って着床してポリプに変態して稚サンゴになります。