1安打完封勝利
この2年弱の間は練習試合を含めても負けてばかりだったし、もっと掘り返してみれば国頭ファイターズ時代から全く勝つ事が出来ない相手だったのですが、ついにその雪辱を果たす事が出来ました。それも打っては初回の先制パンチで守ってはノーエラー。そして投げては1安打完封と、それはもう出来すぎの内容に大満足の応援団でした。
しかし彼ら国頭中学校野球部が目指しているのは「つなぎの打線」。最低でも自分のアウト1つと引き換えにランナーを次の塁に進めなければならない場面で何の工夫もなく呆気なく三振と、目標にはまだまだ程遠いようです。
そしてベンチの斜め後方で応援しながら感じたのは、雰囲気がとても良くて笑顔が見られた事でした。緊張しっぱなしの2年生に対して「笑え!笑え!」と声を張る3年生。ベンチ入りを果たした7名の1年生の目立たない後方支援。今大会では登録人数の20名からは外れ、ベンチに入る事を許されなかった2名の1年生の声だしぶり。そして黙って応援する事しか出来ない保護者。全てお見事でした。
こうやってみんながみんな国頭中学校野球部の為に自分が出来る事をやる。やっぱり野球って素敵ですね。「明日も頼むよ!」
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