国頭の海よ いつもありがとう

　今日はリピーターゲストと1年ぶりの再会でした。
　しかし月曜日の前線通過で火曜日は大時化となった時点で催行は諦めていたのですが、ウネリや余波は水木と順調に徐々に落ち着いていき、最終的には昨晩からの南東の風で一気に落ち着きを取り戻してくれました。11月には珍しいそれはもう見事なベタ凪ぎで迎えてくれたのでした。
　太陽が不足だったのが悔やまれましたが、透明度は30メートルあり綺麗なブルーをしてました。そして水温の低下に比例して浅場ではクブシミの姿が。普段は深海で過ごしている彼らですが、冬場になるとサンゴ礁に現れて交尾の相手を求める恋の季節の始まりでもあります。今季も彼らの恋愛のお邪魔にならない程度にウォッチングさせてもらいましょうね。
　水温はほぼ26度でしたが一部では25度台に。エキジット後は寒くてウェットスーツを脱ぐ気には流石になれませんが、岐阜から来られたゲストさんにとってはかなり暖かかったようで、ファンダイブアフターは何と水着で泳いでました。「気持ちいい～！」を連発しながらはしゃぐゲストさん。そしてその後は絶妙な揺れに誘われてついウトウトと眠る姿。短い時間ではありましたが、どれもとても印象的なお姿でした。「また来年オクマで！」。