ヤンバルクイナに見守られながら

呉丸

2017年08月10日 11:16

 漁協のユニック車にボートを船台と一緒に乗せ、その後ろを私がSUVで追走。辺土名漁港を出発して陸路でルート58の起点までひたすら北上し、1時間で到着したのは国頭村奥です。
 ここには避難用の奥港があるのでスロープを使ってボートを下架。今日はここを基点に周囲5マイル程の海域での録音調査を行います。台風5号の時から未だに吹き続けている強い西風の為、浪が高くて辺戸岬を越えられないのです。受け入れ側の責任者としては中止にするつもりだったのですが、組合長の「やれるだけの事はやれ‼️」とのお達しによりこのような形を取っています。私一人の力ではどうしようもなく、仲間や上司や漁協の有り難みを強く感じずにはいられないのです。いつも一人親方でやってますからね。
 そんな訳で、辺土名の海とは違ってここの海域は見事なベタ凪ぎなので、とても楽をさせてもらっています。連絡がありましたが辺土名側は昨日より酷いみたいです。
 但しずっと視線を感じずにはいられないんですけどね。特大のヤンバルクイナはご存じですか?