幼稚園児が挑むホワイトデー

呉丸

2016年03月16日 07:07

 バレンタインデーの日に同じクラスの子からチョコレートをプレゼントされた我が家の次男5歳。クラスでは特に仲良しな5~6名のグループがあるようですがその中の一人からだったので、その日の夜は特にご満悦な表情で食べていたのを良く覚えています。
 そして迎えたホワイトデー。折角なので本人にお返しの品を選ばせようと登園前にファミマに連れて行ったのですが、いつもと違ってかなりの優柔不断さで何も選べません。あれこれアドバイスをしても全く耳に入っていかないようでして、結局決まったのが驚愕の10円サラミ1つでした。
 「流石にそれはマズい!」と慌てたのはこちらの方で色々詰め合わせてラッピングもして持たせ送り出したものの、実は未だに幼稚園カバンの奥の方にタオルに紛れて隠されているのです。
 父ちゃんには何も言ってきませんが母ちゃんには逐一報告しているようで、セリフは決まって「今日も恥ずかしくて渡せなかった・・・」だそうです。何でもクラスのみんなの前では恥ずかしいので二人っきりの時に渡そうと考えているようですが、向こうも待ち望んでいるようなので一刻も早く勇気を出して欲しいなあと父ちゃんは願っているのです。「今日はお弁当会だからさりげなく渡してしまいなさい!」「頑張れ5歳!」