国頭の海よ いつもありがとう

沖縄本島最北端の村「国頭村」の海、愛する家族、国頭の海人、古巣のオクマプライベートビーチ&リゾート、長男・末っ子と共に切磋琢磨しながら挑み続ける野球に娘のバレーボールなど、国頭村在住歴33年目の島ナイチャーが感じた事を気の向くままに。

正常ですのでご安心を

 色とりどりのサンゴが余りにも見事なので、逆に白くなっている所が特に目立ってしまいます。
 そんな訳で、ダイブアフターでは必ずと言って良いほど「死んでるサンゴが結構ありましたよね!?」って聞かれるのですが、それは即座に否定させてもらっています。
 確かにそのようなサンゴも残念ながら居ますが、白くなっているサンゴの殆どは死んでいる訳ではないのです。2枚目の写真は直径が2メートルを超える立派なテーブルサンゴですが、白くなってる理由は食害でしてある魚に噛られてしまったからなのです。
 犯人はイラブチャーでして、彼らは強靭なクチバシを使ってゴリゴリとサンゴを食べるのです。そして必要な物だけを栄養にして残りは排泄する訳ですが、そのウ○チが最終的には沖縄のビーチのきめ細かい砂となるのです。ナマコのウ○チも同様です。見事な連鎖です。
 ですのでご安心下さいませ。1ヶ月で元通りになります。




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この記事へのコメント
今まで、誤解していました。てっきり白いところは死んでしまったのだと。
改めて自然の回復力と、連鎖に頭が下がる思いです。
Posted by 美らりん at 2017年07月09日 16:11
美らりんさん、おはようございます。

本当に頭が下がる思いですよね。

この恵まれた自然には感謝しかありません。
Posted by 呉丸 at 2017年07月11日 06:37
 
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