国頭の海よ いつもありがとう

沖縄本島最北端の村「国頭村」の海、愛する家族、国頭の海人、古巣のオクマプライベートビーチ&リゾート、長男・末っ子と共に切磋琢磨しながら挑み続ける野球に娘のバレーボールなど、国頭村在住歴33年目の島ナイチャーが感じた事を気の向くままに。

最強最悪の透明度

 11時に沖縄気象台から梅雨明けの発表がありました。昨年より6日遅い梅雨明けです。今年の梅雨期間は40日弱だったのですが、この期間の平年の降水量353ミリに対して、今年は何と驚愕の819ミリだったそうです。
 そんな訳でダムの貯水量が満タンなのは望ましいものの、雨の最終到達地となる海は大変な状態になるべくしてなっています。国頭・東・大宜味の北部3村は赤土の流出が特に酷いのですが、個人的には大宜味村の平南橋が最悪だと思っています。前田食堂の所の橋です。
 ここは位置的に国頭の南西になるのですが、ここの濁りが南西風のカーチバイと辺戸岬に向かって流れる引き潮に乗って国頭まで来るのもあり、全く以て望んでもいない相乗効果により引き潮時には特に最強で最悪の透明度となってしまうのです。
 そんなタイミングに見事に当たってしまった今日の午前中のダイビング。水深5メートルのリーフが濁りの為に船の上から見えないという現実には、唖然とさせられてしまいました。
 しかしそれでも濁っているのは水面近くだけかもしれないので、ホームグラウンドを巡りに巡って今日のベストポイントを決定。そして期待を胸にエントリーしてみた所、その結果はやっぱり散々たるものでした。残念です。
 水深20メートルまで降りてみましたが、そこまで行っても透明度は5メートル。水面近くは3メートルあったかな?という感じです。逆に喜ばしいのが水温でして、一気に26.7度まで上昇してました。ウェットスーツはもう3ミリでも大丈夫そうですよ。
 この最悪の濁りが取れるのは、果たして何日後の事やら?

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