国頭の海よ いつもありがとう

　潜ってる最中ずっと聞き慣れないエンジン音がしていたので気になっていたのですが、船にエキジットして周囲を見回してみれば何と海上保安庁の巡視艇が目の前に。
　私の姿を確認して「待ってました！」とばかりにこちらに近寄って来る巡視艇には流石に緊張あるのみでしたが、波が高いし水深が浅いのもあってかなり厳しいかな？と。そこて巡視艇にご足労願うよりはこちらが動いて接舷した方がどう考えても簡単なので、身振り手振りで合図して少し沖で待っててもらう事にしたのでした。
　噂には聞いてましたが、国頭の海歴27年目にしてついに初体験となる、海上保安官による船舶立入検査でした。とは言っても何も悪い事はしてませんので、海技免状と船舶検査証書と手帳と漁船登録簿と漁業許可証等々、言われた通りの書類を全て提出。そして法定備品の確認やエンジンや船内の確認などで、時間にして20分位だったかな？最後はお互いに「お気をつけて！」でお別れとなったのでした。
　第十一管区中城海上保安部所属の巡視艇「ゆうな」でして、ジェット推進艇なのには驚かされました。そしてかっ飛ばしてあっという間に小さくなって行きましたが、その後ろ姿がめちゃくちゃカッコ良かったです。って、まあこの辺は理解されませんよね？