第89回選抜高等学校野球大会が開幕しました。開会式直後の開幕試合に登場の市立呉高等学校は、広島県呉市の高校では実に54年ぶりとなる甲子園出場です。
　もともとは女子高だった市立呉に、尾道商業を3度甲子園に導いた名将の中村信彦監督を招聘して野球部が創設されたのは2007年の事。それから10年で無名校が甲子園出場とは驚きです。親父が言ってましたが呉市は恐ろしく盛り上がっているそうです。
　そんな市立呉高等学校ですが、実は何を隠そう実家から直ぐ近くなのもあって、当初は我が家の長男の進学先候補として見学にも行っていました。その後に鳥取城北高等学校の話があり急転直下でそちらに決まった訳ですが、この2校は昨秋の中国地区大会で対戦しているのです。
　しかも勝てば甲子園出場が決まる運命の準決勝での事だったので、嫁さんと二人してそれはもう気が気でない1日だったのを今でも良く覚えています。
　この2校が再び対戦する可能性がある6月の春季中国地区大会が楽しみですが、市立呉にはその前に甲子園初勝利を飾ってもらいたいものです。