国頭の海よ いつもありがとう

沖縄本島最北端の村「国頭村」の海、愛する家族、国頭の海人、古巣のオクマプライベートビーチ&リゾート、長男・末っ子と共に切磋琢磨しながら挑み続ける野球に娘のバレーボールなど、国頭村在住歴35年目の島ナイチャーが感じた事を気の向くままに。

困った時はお互い様

 今日は暦の上では1年で最も寒いとされている「大寒」。そんな今日の国頭村は北風が10メートル前後も吹き荒れてまして、気温は13度まで下がっています。ホームグラウンドの東シナ海は当然のように大時化なので太平洋へ向かうべく準備をしていた所、漁協でたまたま会った安田の先輩から「今日は止めておけ!」と。潜れる所は何処にも無いよと断言されてしまっては、もう諦めるしかないのです。
 だったら授業参観日の小学校へ行こうとした所で、今度は宜名真の先輩から連絡がありました。スクリューに漂流物が絡み付いて動けないので対処をお願いしたいと。
 そんな訳で直行して潜って来ました。まず目にした瞬間に唖然としてしまいましたが、包丁片手に切っては抜き取るの繰り返しで時間にして20分。何とかお役に立てて良かったです。今回はまだ近くだったから良かったものの、これが沖だったらと思うとゾッとしてしまいます。
 10年近く前の話です。ソデイカ漁の帰りに漂流中の漁網がスクリューに絡まり自走不能。船長自らが潜って対処を試みたものの断念。そこで海上保安庁に助けを求める前にまずは漁協に連絡を入れた所、電話を受けた潜り漁師が即座に道具を積み込み夜中に出航。対処を終えて翌日一緒に何事も無かったかのように帰航したのですが、その時の場所が何と沖縄本島と大東島の中間地点だったというエピソードが残っています。この夜私にも電話があったのですが爆睡中で電話に出なかったので、帰航後にこっぴどく叱られたのを今でも良く覚えています。この男気漁師ですが、何を隠そう今の組合長!
ビフォー


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呉丸
呉丸
沖縄本島最北端の村「国頭村(くにがみそん)」。
呉丸ことオフィス・アクアプラネットは、国頭の海と家族それに古巣のオクマプライベートビーチ&リゾートをこよなく愛する国頭村在住歴35年の苅田剛和が、その全てを1人で対応している<1日1催行1組>の沖縄本島最北のダイビング&マリンサービスです。
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