国頭の海よ いつもありがとう

　リピーターゲストとのファンダイブはクマノミ三昧でした。褐虫藻が家出中の為に色素が抜けてしまっているイソギンチャク本来の色は、本当に見事で見惚れてしまう美しさなのです。
　サンゴの白化は死滅直前の悲しい色ですが、イソギンチャクの場合は遅かれ早かれ褐虫藻は必ず元に戻ってイソギンチャクは再び褐虫藻の色に染まります。ですのでサンゴのケースとは異なり、死滅直前の悲しい色という訳ではないのです。
　水温は29.2度まで下がっていた今日の国頭の海は、サンゴの白化が大幅に進行しているような気配は感じられませんでした。しかしつい先日の土砂降りの影響が色濃く残り、透明度はかなり悪かったですけどね。
　台風14号はもう無視しても良さそうですが、その後方に控えている熱帯低気圧が15号か16号になり、今週末には沖縄にやって来そうなのです。
　そんなサンゴの為にも、今週末は頑張って台風を耐えなければならないのです。どうか程々の勢力でお願いしたいものです。