2016年08月01日 今が見頃のサンゴイソギンチャク サンゴの白化現象が懸念されてますが、実はそれよりもずっと早くから藻類が逃げ出し白化が始まっている海の生物がいます。 それは沖縄の海では定番中の定番となっているクマノミとセットのサンゴイソギンチャクでして、全体的に茶色は薄くなり特に先端は白と言うか透明なのでとても美しいのです。 そしてこのサンゴイソギンチャクの白化ですが、同じ白化てもサンゴのケースとは異なり、こうなったからと言って死んでしまうという訳ではないのです。 実はサンゴイソギンチャク本来の色がこの白色でして、通常茶色に見えるのは藻類の色。ですので白化と言ってもヤバイ意味は全く無く、言ってみればサンゴイソギンチャク本来の色に戻ってしまっている状態なのです。水温が下がってくれば再び藻類が戻って茶色になってしまいます。サンゴもこうだったら良かったですけどね。 そんな訳で、安心して今が見頃のこの神秘的な色を見て欲しいのです。 名前: URL: コメント: <ご注意>書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 確認せずに書込