国頭の海よ いつもありがとう

沖縄本島最北端の村「国頭村」の海、愛する家族、国頭の海人、古巣のオクマプライベートビーチ&リゾート、長男・末っ子と共に切磋琢磨しながら挑み続ける野球に娘のバレーボールなど、国頭村在住歴35年目の島ナイチャーが感じた事を気の向くままに。

良いのか悪いのか・・・

 今日は北西の風が吹いている国頭村。10月以降の北風だと直ぐに海は時化るので迷惑千万でしかないのですが、7月の北風はまるでクーラーの冷気のようなのでこの上なく快適なのです。とても涼しい帰路の航海を満喫しています。
 そんな今日は辺戸岬に向かったのですが、予想を遥かに下回る透明度だし潮流もヤバそうでしたので通過。そのまま太平洋側へと突き進み、奥港の先にある長瀬崎まで来た所で海が素晴らしきブルーとなりました。オクマ時代で言う「セーラ」ポイントでの2本潜りです。
 思惑通りで透明度は40メートル。そして良いのか悪いのか海水温はついに30度に到達しています。訳あって3ミリではなく5ミリのウェットスーツで潜っていたのですが、もう耐えられない暑さに後悔しっぱなしでした。
 現在はとても快適な海ですが、果たして今後が心配で仕方ありません。思い起こせば平成10年の夏も、今年のように台風が来なくて大喜びしてました。しかしそれが海にとって良くない事だと気が付いたのは、サンゴ礁の白化現象が始まってからの事。国頭の海では実に90パーセントのサンゴ礁が死滅してしまったのです。
 あの悪夢から18年が経ち、ほぼ壊滅状態だったシッピシ礁にもサンゴが復活。その有り様は昨日の記事の通りです。
 胸中はとても複雑な今日この頃なのです。



国頭村長瀬崎
  • LINEで送る

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
プロフィール
呉丸
呉丸
沖縄本島最北端の村「国頭村(くにがみそん)」。
呉丸ことオフィス・アクアプラネットは、国頭の海と家族それに古巣のオクマプライベートビーチ&リゾートをこよなく愛する国頭村在住歴35年の苅田剛和が、その全てを1人で対応している<1日1催行1組>の沖縄本島最北のダイビング&マリンサービスです。
マイアルバム
アクセスカウンタ
これまでの国頭村
呉丸/苅田へメール送信
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 52人
QRコード
QRCODE