いつかはジュゴンに

 気温は13度とまずまずですが、北西の冷たい風が轟音をあげながら10メートル以上も吹いています。そのおかげで体感温度は確実に一桁台でしょう。となれば当然、東シナ海は台風状態になるべくしてなっています。
 しかし同じ国頭の海でも太平洋側は驚きの静かさでして、心配していた大きなウネリも無かったので、予定していたアカジンとマクブの生息域調査の第5回目は無事に終えることが出来ました。流石に厳しい寒さでしたけどね。
 しかし何よりも今日の調査潜水で目を引かれたのは、アカジンやマクブではなくウミガメとの遭遇率の異様な高さでした。本当に多かったです。
 安田の海では、これまでに100キログラスのロウニンアジやザトウクジラとの遭遇、それにドラム缶サイズのキハダマグロが刺し網にかかったりなど期待を裏切らない事が多々ありましたが、これらに加えて実は密かにジュゴンとの遭遇を楽しみにしています。
 私が潜れるのは恐らく長くてあと25年。果たしてその願いや叶いますかね?

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