国頭の海よ いつもありがとう

沖縄本島最北端の村「国頭村」の海、愛する家族、国頭の海人、古巣のオクマプライベートビーチ&リゾート、長男・末っ子と共に切磋琢磨しながら挑み続ける野球に娘のバレーボールなど、国頭村在住歴33年目の島ナイチャーが感じた事を気の向くままに。

あの手この手で飲ませるしかない

 持病の若年性特発性関節炎により、症状のあるなしに関係なく毎日薬を飲んでいる我が家の娘。その中でも毎週土曜日限定で飲まないといけないのが、免疫抑制剤のリウマトレックスなのです。
 しかしこの免疫抑制剤。現在は1度に3錠ですが小学生には粒が大きくて飲み辛いのと、頑張って飲んだら飲んだで数時間後には倦怠感や吐き気や発疹といった副作用が強く出るのですが、この事は娘も理解しているので本音は「飲みたくない!!」なのです。
 飲んだら気持ち悪くなると解っている薬を飲ますのがどんなに大変な事か。薬の有益性と有害性を天秤にかけながらやっていくしかないんだよと説明する父ちゃんですが、納得して嫌々ながらもちゃんと飲んでくれていたと思ってたんですけどね。
 先週の土曜日の事。何も気付かなかった父ちゃんに対して娘の行動に違和感を感じたのは母ちゃんでして、学童へ送り届けた後にゴミ箱をひっくり返してみたら案の定。リウマトレックスが捨てられていたのでした。
 先週だけなのかそれともずっと前から捨てていたのか。問い詰めるのは簡単な事ですが逆効果になるとまずいので、嫁さんと話し合ってそれはやらない事に。しかし毎週土曜日にリウマトレックスを飲み続ける事こそが、今の娘にとって最大で最良の治療でもあるので何とかして飲んでもらわないとね。
 そこでかかりつけの薬剤師さんに相談に乗ってもらい、薬を変えてもらう事にしました。変えるとは言っても中身は当然ながら免疫抑制剤のままですが、錠剤だったのをカプセルに変え飲む時は中身だけをジュースやゼリーに混ぜて飲ませる。そして別のジェネリックにして見た目も大きく変える事にしました。そして「薬が変わるよ。これは気持ち悪くならないって言ってたから頑張ってちゃんと飲むんだよ!!」と、「父ちゃんと母ちゃんは捨ててるのは知ってるぞ」を遠回しに若干ですがアピールしつつ、神様も許してくれるであろう嘘をついてその気にさせる。そして思い込みによるプラセボ効果で絶大なる威力を発揮してくれるんじゃないかな?とね。
 今日からこの作戦でリスタートとし、目標の寛解を目指す我が家なのです。
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